チョコレートにまつわる5つの噂とその真実
噂その1
「チョコレートは吹き出物を引き起こす」
脂肪や糖分をたくさん摂取すると油分を生成するので、チョコレートは脂肪も多く含むことから吹き出物ができやすいと言われています。しかしながら、吹き出物ができやすいかどうかはその人のお肌がどのタイプなのかによるため、チョコレートの摂取が引き起こすわけではありません。オイリー肌の方は食生活には特に気をつけましょう。
噂その2
「チョコレートは媚薬たるか?」
チョコレートには媚薬作用があると昔から伝えられていますが、これは完全なる誤解です。数多くの研究がチョコレートの摂取が性的欲求につながることはないと結論づけています。チョコレートの摂取が最近とにかく話題にあがる「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌を促すとの議論も誤解です。食事によりセロトニンはたしかに分泌されることが確認されていますが、なんらかの影響を及ぼすほどの量ではないため、全く無視できると結論づけられています。
噂その3
「ダークチョコレートはミルクチョコレートよりヘルシーである」
ダークチョコレートはカカオ含有量が増えるほど抗酸化作用が強くなるので、ダークチョコは確かにヘルシーと言えます!
重要なことですが、この抗酸化作用は牛乳と一緒に摂取されると中和されて効果を失います…
ミルクチョコレートは甘くて美味しいだけの悲しいスイーツであるようですね…
噂その4
「チョコレートは心臓によい」
カカオに含まれるフラボノイドには血圧を下げ、血管を柔らかくする作用があるので、毎日ひとかけらのダークチョコレートは脳卒中などの血管の疾患に有効です!つまり血管の中心である心臓に良いと言えますね!
噂その5
「チョコレートは頭痛を引き起こす」
数十人の女性を集めてチョコレートを食べさせ、この検証をした研究結果では、
頭痛になった被験者は皆無でした。食べすぎることで鼻血も出ていないようです。
ただし、変頭痛もちの方は特定の食品が頭痛を引き起こすことがあるそうなので、チョコレートが引き金になるケースがあるとのこと。変頭痛もちの方はお気をつけください…
食べすぎはなんでも良くはないですので、現在入院あるいはチョコがやめられずに困っているという方は、まずは1日ひとかけらを目指して適量摂取にとどめましょう!